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3月11日

3月11日。
恐ろしい出来事が起きてしまいました。
何の術も持たない自分の非力さと次から次にと映し出される
悲惨で残酷な現実を見ていられなくて泣いている自分にも腹立たしい・・

お亡くなりになられた方、
行方不明の方、
怪我をされた方、
家族や友人を無くされたり、安否の解らない方、
家や学校、会社を失くされた方、
緊急避難所での生活を余儀なくされた多くの方々・・


何もできない自分の無力さと、
もどかしい気持ばかりがどんどん強くなる中、
自分には書く言葉も見つけられず、
時間ばかり過ぎています。


些細な言葉も安易にかけられるべきではないけれど、
自分に出来うる事は何かと問うと共に、
被災されたすべての方の心が、
一秒でも早く救われる事を願うばかりです。


そして
私の3月11日。
その時は家から電車で20分ほど離れた英会話スクールにいました。
最初の地震はとても大きいもので、それは私も今までに経験した事のない程の勢いの震度5。
スタッフの判断で、2階にいた生徒や外国人の先生も皆一度外に出て様子をみましたが、私も足が震える程恐ろしく思いました。
でも物が落ちたり壊れたりしたものは無かった様子で、自分なりにすぐに平常に戻るものと思っていました。
その後電車がストップした事、私の住む市では停電になった事など次々に色々な情報が入り、東北地方では10メートルの津波被害があった事も知りました。
それでもこれほどの被害は想像もできず、
「家に帰ったら家が壊れているわ」とか
レッスンを受ける中では、今思うと不謹慎な会話を先生としていたのも事実です。

そしてレッスンも終わり帰ろうとしましたが、電車が地震直後から運行中止、駅には多くの帰宅難民がいました。
夫は静岡からの出張の帰宅途中で、東名高速を通行出来なくなり国道の渋滞中。
迎えに来てもらう事は不可能と思い、ルバーブの事は心配でしたがなす術もなく、近くのファミリーレストランに入り、電車の動くのを待つ事にしました。
12時を周った頃電車が復旧したとの情報が入り、家に帰る事が出来ました。

そして今日は横浜ヴォーグ学園のレッスンの日ですが、休校となりました。
小田急線も相鉄線も多くのJRもほぼ運休ですし、朝から輪番停電の告知がありこれから数日は停電の可能性もあるようです。
何度も小さな余震も続いていますし、大きな余震の可能性もあるとも言われてもいますので注意が必要です。

大切な事、
守るべきもの、
それぞれの人の持つハートを信じています。

by dillnn | 2011-03-14 12:45